2007年4月26日木曜日

無事これ名馬です。

昨日の横浜・巨人のプロ野球を見ていたら、巨人の小笠原のコメントで高橋由伸が一塁からホームまで激走したのを見て燃えたと言っていました。
解説者もこういうのが大事だというようなことを言っていました。
映像をみると高橋は確かに一生懸命走って、最後はホームベース上でへたりこんでいました。
でも私には高橋はまだまだ回復していないのかなと思ってしまいます。

同じ日の朝、ヤンキースの試合を見ましたが、故障明けの松井がやはりポサーダの二塁打で一塁からホームまで全力疾走してきましたが、何事もなかったようにケロッとしていました。
松井に限らずMLBの一流選手は、A・ロッドでもジオンビでもこのくらいあたりまえのようにこなします。
高橋は松井よりひとつ年下のはずですが、最近はすっかりベテランという感じです。
ケガが多くて満足な練習ができないのかもしれませんが、もう一度身体を鍛え直す必要があるような気がします。

ケガといえばデビルレイズの岩村が脇腹をいためてDL入りしました。
好調だっただけに残念ですが、素人の私が言うのもなんですが、今の岩村のバッティングでは故障の危惧はありました。
打つ時に目一杯身体が開いてしまうのを、なんとか腕を遅らせてレフト側に打っていましたが、これでは上半身に負担がかかり、いかにも無理な打ち方に見えます。
これまで好調でしたが、今のままでは甘い球をレフト側にしか打てず、外角の変化球にはついていけないのではないかと思います。

ロッキーズの松井稼頭央の故障はもっと残念です。
もともと日本でプレーしていたときはイチローにも匹敵するような選手で、今年は好調だったので期待していたのですが。
そう考えるとやっぱりすごいのはイチローということになります。
バッティングに関してはMLBにはもっとすごい打者がたくさんいます。
もとヤンキーズでいまタイガースのゲーリー・シェフィールドはホームランを打たなくていいのなら俺もあれぐらい打てると言っていますし、レッド・ソックスのラミレスもヒットならいつでも打てると言っています。

確かにイチローのヒットはアメリカの芝に助けられた内野安打が多いのも事実です。
イチローが本当にすごいのはあれだけ出塁して走り回ってもビクともしない頑強な身体とスタミナではないでしょうか。
昨年はわずか一試合しか休んでいないようです。
ヤンキースの松井よりひとつ年上ですが、相当節制して鍛えているということでしょう。
200本以上の安打を何年も続けていけるのもこの頑強な身体とスタミナがあるからでしょう。
シェフィールドがいくら頑張っても何年間も200本の安打を続けることはできないでしょう。

2007年4月25日水曜日

ゴジラ復活か。

ヤンキースの復帰後の松井がホームランを打ちました。
いよいよゴジラ復活というところでしょうか。
ゴジラといえば本物のゴジラは復活するのでしょうか。
毎日書くブログと一緒で、何十作も作ってしまうと、マンネリ化して、もうなかなか新しいストーリーもできないのかもしれません。

アメリカ版のゴジラは駄作でしたが、CGはやはり迫力がありました。
日本のゴジラも思い切ってもっとCGを使ったらどうなのでしょう。
予算とかがかかるのでしょうか。
日本のゴジラは着ぐるみがほとんどでしたが、一作目はコマ撮りでした。

動きはぎこちなくスローモションでしたが、それがかえってゴジラの不気味さや怖さを醸し出して、シリーズ最高傑作と考えている人も多いのではないでしょうか。
コマ撮りの特撮といえばアメリカのレイ・ハリーハウゼンが第一人者といわれるらしく、多数の恐竜や怪物を撮影しているようです。

彼はゴジラなどの気ぐるみには否定的だったようです。
でもコマ撮りといえばアメリカ人だけでなく日本にも世界的な姉妹がいます。
そうです。北海道出身「こまどり姉妹」です。
「お姉さんのつまびく三味線に~♪」ジャカジャン♪

2007年4月24日火曜日

「美人プロゴルファー」といわれても。

今日の札幌は朝から大変天気が良くて気温も上がっています。
北海道にもようやくゴルフシーズン到来というところでしょうか。
テレビのゴルフ中継を見ていてずっと気になっているのが、インタビューの時のプロゴルファーの受け答えです。

インタビュアーが選手に「お疲れ様でした」と言うと、選手側も皆「お疲れ様でした」と決まったように答えます。
これって変ですよね。
選手の言うお疲れ様って一体誰が疲れたんでしょう。
仲間内で互いにお疲れ様と言い合うのはわかりますが、相手は第三者のインタビュアーですから、世間一般の常識からいえば、普通は「はい、ありがとうございます」とか「ごっつあんです」?とかではないでしょうか。

芸能界では夜でも昼でも顔をあわせると「おはようございます」と言うようですが、これも業界の仲間同士のことでしょう。
プロゴルファーも最近は大卒が多いですが、スポーツばっかりやっていて常識を身につける暇がなかったのでしょうか。
協会の幹部はどう考えているのでしょうか。

でもショップなどの店員さんが交代のために午後に顔を合わせた時も、互いに「おはようございます」と言うのが普通のようですので、プロゴルファーの「お疲れ様です」も深い意味はなく、単なる決まり文句なのかもしれません。

そういえば雑誌やテレビのワイドショウなどでは何かの事件の時、関係者が若い女性の場合、OLでも女子大生でも、彼女が美しかろうと、そうでなかろうと必ず頭に「美人」がつきます。
業界の誰かが言っていましたが、この「美人」という表現も単なる決まり文句で、接頭語のようなものなのだそうです
「美人プロゴルファー」などといわれても、真に受けずに一生懸命技術を磨きましょう。

2007年4月23日月曜日

笑って許しましょう。

昨日は地方選挙のため、今朝の新聞はチラシが一枚も入っていなくて、その薄っぺらさがかえって変な感じがしました。
普段は新聞をとっているというより、チラシをとっているのではないかと改めて思います。
最近のチラシはパチンコ業界と美容業界のものが多いようです。
両業界ともそれだけ競争が激しいということでしょうか。

パチンコ業界は30兆円市場といわれていますが、新台入れ替えの問題もあってなかなか経営はきびしいようで、大手による寡占化が進んでいるといいます。
地方競馬なども存続か廃止かで論議になっているところも多く、ギャンブル業界全体が縮小ぎみなのでしょうか。

皐月賞で人気漫才コンビの一人が大穴を当てたと報じられていましたが、あれは本当のことなのでしょうか。
私のようなひにくれものは、あれは中央競馬会の宣伝だったのではないかと考えてしまいます。
もしそうならなかなか良くできたコマーシャルではないかと思います。

カリスマブロガーとかに金を払い、提灯記事を書かせて宣伝するよりよほど気が利いています。
もし後で真実がばれても目くじらを立てずに、どうせ漫才師がやったことですので、皆さん笑って許してあげましょう

2007年4月21日土曜日

メディアに襟などないのでしょうか。

先日NHKのBSでローリングストーン誌による歴代ベスト100ミュージックの発表を放送していました。
ミュージシャンや評論家たちのもっとも影響を受けた楽曲を投票してもらった結果だそうです。
一位はボブ・デュランのライクアローリングストーン、二位はローリング・ストーンズのサテスファクション、三位はジョン・レノンのイマジンでした。

どうもローリングストーン誌のこの手の投票では、ライクアローリングストーンとローリング・ストーンズが必ず上位に来るようで、前にイギリスで似たような企画をやったときも同じような結果だったと記憶しています。
欧米人のジョークでしょうか。
このような投票の時になると、エルビス・プレスリーやビートルズは不利なようです。
ヒット曲が多すぎて票が割れるからではないでしょうか。

プレスリーなどはベスト・アルバムを何枚でも出せるくらい名曲が多いようです。
以前イギリスのBBCだったでしょうか、今世紀でもっとも影響力があった曲みたいなランキングで一位がキンクスのユー・リアリー・ゴット・ミーだったのにはちょっと驚きました。
確かにユー・リアリー・ゴット・ミーは名曲で、ドアーズのハロー・アイ・ラブ・ユーはこの曲の盗作ではないかといわれた曲ですが、日本にいるせいでしょうか、それほどの影響力があったとも思えないのですが。

ビートルズやストーンズ、クリフ・リチャードなどの曲はやはり票が割れたのではないでしょうか。
余談ですが私はキンクスならサニー・アフターヌーンが一番好きです。
今年は国民の投票による選挙の年です。
安倍総理は支持率はあまり気にしないと言っています。

民主党の小沢代表も表に現れる支持率より、実際に選挙で投票する人の支持率が大事だというようなことを言っています。
そのまんま・東現象で、お笑い・ミーハー選挙にならなければ良いのですが。
メディアももうそろそろ東国原知事のどうでもよい報道は控えたらいかがでしょう。
小泉劇場を煽りすぎたことで、「我々も少し反省しなければ」などといっていましたが、また同じことを繰り返す。
なにかあると「我々も襟をたださなければ」といいますが、メディアには襟などないのかもしれません。

2007年4月20日金曜日

15の時にはじめてしゃべったのだ。

北斗の拳のラオウの葬儀が東京であったとのこと。
3000人もの参列者があったといいますが、何を考えているものやら。
かつてあしたのジョーの力石徹の葬儀もありましたが、みなさん暇ですね。
そういえばラオウという名前のラーメンもありました。

漫画のキャラクターで主人公よりライバルの方が人気が出ることがよくあります。
主人公を引き立てるには強力なライバルが必要で、その結果ライバルの方が強くて魅力的なキャラクターになってしまいがちなのでしょう。

脇役のはずがいつのまにか主人公になってしまったのがバカボンのパパですね。
もともと一話目を見ればわかるとおり、バカボンを主人公にするつもりだったのが、息子より父親のほうがよりいっそうバカであろうという発想から、完全にパパがバカボンをくってしまい、今では天才バカボンといえばバカボンのパパのことを指すみたいにまでなってしまいました。
こうなったらバカボンのパパのパパを見たくなります。
バカボンの弟のハジメちゃんは天才で生まれてすぐ喋りましたが、バカボンのパパはそれをみて「わしは15の時にはじめてしゃべったのだ」と驚いていました。

それでも都の西北早稲田の隣のバカ田大学に入ったのですからさすがです。
ラオウや力石の葬儀をやったぐらいですから、いっそのこと本当に早稲田大学の隣にバカ田大学でも作ってはいかがでしょう。
「喫茶バカ田大学」なんてよさそうですね。
もしかしたらもうあるのかな。

2007年4月19日木曜日

コピー商品を見分ける特許はないのですか。

特許庁の売店でニセブランド品が売られていたそうです。
この業者はよそでもコピー商品を売って問題になっていたそうですから、特許庁の審査はどうなっていたのでしょう。

特許庁ではブランド品の真贋の判定は難しいので、もう売るのはやめたと言っていますが、
商標権を管理する役所としてはちょっと情けない気がします。
テレビのニュースを見ると、グッチやコーチの商品が多いようでしたが、グッチやコーチはコピーブランドの主力商品みたいになっています。

コピー商品もむかしは粗雑なものが多かったのですが、最近のものはなかなか見分けがつかないぐらい精巧になってきています。
中国製が多いようですが、さすが中国4千年の歴史でしょうか。
グッチやプラダなどは前はイタリアのマフィアがらみの横流し品みたいなものが多かったようですが、中国製のほうが品質は良いように思います。

知的所有権の問題でアメリカはWTOに中国を提訴しましたが、中国は逆に怒っています。
そもそも知的所有権とか契約とかの概念は中国人には乏しいのでしょう。
でも北朝鮮にしても中国にしてもアメリカに対して臆することなく、堂々と自分の意見を主張するのはある意味すごいですね。

日本人ならすぐいうことをきいてしまいそうです。
でもそうやって相手の要望にあわせる努力をすることが、日本が発展の源かもしれません。

2007年4月18日水曜日

人間欲を出してはいけません。

真珠の養殖の投資話の詐欺が話題になっています。
またかという感じですが、この業者の社長は鯛の養殖詐欺にも関係しているとのことで、全くひどい人間です。

今時こんな詐欺に引っかかるほうが悪いという見方もありますが、詐欺師というのは、善良な人間がまさかそこまではしないだろうということを平気でできるものです。
また騙し易い人から容赦なく騙し取ります。

老人はもとより、長いつきあいの信頼している人間でも平気で裏切ります。
知らない人間より知っている人間の方が騙すのが簡単だからでしょう。
立派な社屋に、有名人を使ったコマーシャル、自信を持ったセールストークですっかり騙されます。
すばらしい商品を扱っているところほど、商品に自信があるため、営業力が劣ったりしますが、なにしろ詐欺師は扱っている商品に全く自信がないため、逆にすごい営業力を持っていないとビジネスが成り立たないのです。

確かに引っかかる方も欲に目が眩んだということもあると思います。
ある旅人が、山中で鶴が怪我をしているのを見つけました。
もともと鳥は嫌いだった旅人ですが、鶴の恩返しの話を思い出して、一生懸命手当てをして食べ物まであげたそうです。

それからずっと鶴が恩返しに来るのを待っていましたが、いつまでたっても来ません。
旅人があれは鶴ではなくてサギだったと気がついたのはずっと後になってからだそうです。
人間欲を出してはいけません。

2007年4月17日火曜日

言うは易しと言いますが。

円安が続いています。
特に対ユーロでの落ち込みが激しいです。
ユーロが高くなると日本人の好きなルイ・ヴィトンやエルメスなどの日本での価格が上がります。
十年ほど前から比べるとヨーロッパのブランド品の値段はかなり上がっています。
最近も一流ブランドの日本での売れ行きは好調といいますが、売上げアップのほとんどは価格の上昇分ではないかと思ってしまいます。

実際出荷数は一時より落ちているブランドも多いのではないかと思います。
海外の商品が円安で高くなるということは、日本で生産される商品は海外で安く売れるということで、日本のメーカーにはチャンスですが、日本の伝統工芸はどうでしょうか。

確かに一部では日本の伝統工芸も人気ですが、メジャーにはなかなかなれないようです。
漆器などで欧米でも日常的に使えるデザインの商品も輸出して好評なようで、日本政府も新しいデザインのものなどを奨励していますがまだまだのようです。

私は海外でも売れる商品は、まず日本で売れるものでなければだめだと思います。
そうでなければ海外では、ただの珍しいエキゾチックな商品で終わってしまうような気がします。
日本の伝統の技術を生かしながら、あまり日本くささを強調し過ぎないほうが受け入れられやすいのではないでしょうか。

日本的な柄だとどうしても周りのものと違和感が生じてしまいます。
ちょっと見には日本らしくないものでありながら、実はよく見ると日本の伝統の技術や文化を生かしているという商品はできないものでしょうか。

2007年4月16日月曜日

祇園精舎の鐘の声てか。

早稲田のハンカチ王子が6大学の開幕戦に登板したことが話題になっています。
昨年の4倍以上の17000人の観客がきたそうです。
従来の観客と違うのは、30歳代から40歳代の女性客が大勢押し寄せたということらしいです。
この30代から40代の女性というのは流行には何でも飛びつく層みたいです。

小泉首相ブームのときは純ちゃん、純ちゃんと叫び、冬のソナタではヨンさま、今は一生懸命ハンカチを振っています。
3~4年位前まで続いた異常なブランド品ブームの主役も実はこの人達です。
一流ブランドの商品は今も昔も安定した売上げはあるのですが、この前のブームの時の品不足、それによる価格上昇は異常でした。

人気商品や限定商品はプレミア価格で売られ、中には定価の何倍もの価格で取引されたものもありました。
私も定価10万円位のヴィトンのバッグを25万円で仕入れて、翌日35万円で売り抜けたこともあります。
これらの商品を買ってくれたのもやはり30代から40代の女性達が圧倒的でした。
なにしろ暇と金がある割りに思慮分別がないといったら失礼ですが、商品知識が乏しいのにブランド品なら何でも飛びつきました。

プラダのことをプラザと言ったり、フェラガモの靴をカルガモ(本当の話です)、フェンディをフレンディーやフレッティーとか、もうどうでも良いという感じです。
印象に残っているので、それほど有名ブランドではありませんがパーソンズの時計を買うのにパーキンソンと言った女性もいました。私はおもわず「奥さんそれじゃ病気でしょ」
この年代の女性の購買力は高くて、うまく商売に取り込めれば大きな利益をあげることができますが、なにしろ移り気。

ブランド品ブームもすっかり落ち着いてしまい、中古品の価格も一時の面影はなく、すっかり落ち込んでしまいました。
韓流ブームも去ってしまいつつあるようです。
やはりブームに便乗したビジネスは長続きしないようです。

2007年4月14日土曜日

何か身体に悪いものが食いたい。

住んでいるマンションのリビングルームの照明の調子がどうも良くなく点いたり消えたりします。
もうここに住んで丸9年になります。
もともとは分譲マンションの部屋を借りているのですが、借りたときからあまり手を入れられていなかったので、あちこち傷みがきています。

自分の持ち物ではないので勝手にいじる訳にもにかず不便を我慢して使っています。
そろそろ引越しを考えていて、昨年賃貸マンションを借りる寸前までいったのですが、連帯保証人の所得証明が必要とのことで断念しました。
もともと連帯保証人になってもらうのも気がひけるのに所得証明までは頼めなかったからです。

家は買ったほうが得か、借りた方が得かといえば借りたほうが得なのは周知のことですが、でもやはり借りているというのも不自由なもので購入したくなる人の気持ちもよくわかります。
でも貧乏な私には家を買う余裕はありません。
借りるにしても前述のようになかなか借りづらくなっています。
私などまだましですが、高齢者になるとなかなか部屋を貸してくれないようです。

日本も段々貧乏人と高齢者には住みづらい国になっていきます。
社会保障費も年々削られていきます。
日本の社会保障費が膨大にかかるのはやはり日本人の寿命が長すぎるということもあるのでしょうか。
貧乏人ほど粗食なのでかえって長生きするのかもしれません。
金持ちが食べている高価でおいしいものほど身体に悪いような気がします。
ああ~、何か身体に悪いものが食いたい。

2007年4月13日金曜日

頭から否定しないで聞いてみてはどうでしょう。

横浜ベイスターズの投手の協定違反の契約金について問題になっています。
西武の裏金問題といい、最近プロ野球のドラフト制度や希望枠について改善が必要だと言われています。

こういう時になると必ず出てくるのがスポーツライターとかコメンテーターという輩です。
彼らの金科玉条は「アメリカでは」とか「サッカーでは」などというものです。
今回も「アメリカでは完全ウエバー制でやっているから日本も」などと言っています。

もともとドラフト制度や契約金の上限の規制は、戦力の均等化や選手の年棒の高騰の抑制などを念頭においたものと思いますが、ウエバー制を実施しているメジャーリーグの現状はどうでしょうか。
松坂のレッドソックスの所属する、ア・リーグの東部地区は、毎年のようにヤンキースとレッドソックスの優勝争い、デビルレイズの最下位争いと決まっています。

選手の年棒もA・ロッドの年俸は実に30億円ほどで、その他の一流選手の年俸も軒並み高騰しています。
これは考えてみればあたりまえで、ウエバー制で有望な新人を確保できなかった人気球団や金持ち球団は、金にあかせてFAやポスティングシステムで良い選手を獲得しょうとするからでしょう。
松坂や井川の例をみても明らかです。
巨人軍を金で選手をつれてくると批判するメディアやスポーツライターたちは、なぜかヤンキースのことはオールスター軍団などとほめそやします。
もう少し客観的な基準をもって批判できないものかと思います。

日本ではもう巨人一辺倒ではなく、ソフトバンクや日本ハムなど地域に根ざした人気球団も出てきていることもあり、いっそドラフトなどやめて自由競争にしてはどうでしょう。
自由競争にすると選手の年俸が高騰すると心配する向きもありますが、アメリカの例を見てもわかるように、ウエバー制にしても同じことです。

むしろ実績のあるFA選手を獲得する金額に比べると、いくら有望であってもプロでの実績のない新人選手獲得にかかる金額の方が安くつくでしょう。
新人選手も自分の希望する球団に入れるので、FA宣言して出て行く比率も少なくなるかもしれません。

要するに新人に金をかけるか、ベテランに金をかけるかの違いで、総額にそれほど違いはないように思います。
スポーツライターたちが悪鬼の如く忌み嫌う巨人の渡辺会長が言いたいことは案外こんなことなのではないかと思ってしまいます。
渡辺氏のいうことも頭から否定しないで冷静に考えてみたらどうでしょう。

2007年4月12日木曜日

有名になると色々言われます。

今日は札幌は朝から季節外れの雪が降っています。
日頃の行いが悪いせいか、タイヤ交換の予約をしていたので、寒い中重たいタイヤを積んでディーラーまで持っていきました。
雪のない地方の方はわからないかもしれませんが、雪国では年に2回夏タイヤと冬タイヤを交換するのです。

私の愛車はフォルクスワーゲンのニュービートルです。
ナンバーは28番を指定してつけました。
ビートルズファンならわかると思いますが、フォルクスワーゲンのビートルの28番というのは、ビートルズのアルバム、アビロードのジャケットに写っているビートルと同じ番号です。
アビーロードはビートルズのアルバムで一番売れたレコードですが、同時にこのアルバムのジャケット当時話題になっていたポール・マッカートニー死亡説を裏付けるものだといわれました。

その根拠は、まずジャケットの写真のポールは左利きなのに右手にタバコを持っている。
これはポールの替え玉であるからだ。
またポールだけ裸足で、これは死者を表わしている。
他のメンバーの服装を見ると、ジョンが神父、リンゴが葬儀屋、ジョージは墓堀人夫の格好をしている。

そして停まっている、ビートルズを象徴するビートルのナンバーが28IFなのは、もし今ポールが生きていたら28歳だという意味だというようなものです。
実にくだらないといえばそれまでですが、ビートルズ自身もこのたあいもないうわさを楽しんでいた節もあったようです。
当時イエスタデーの時の声紋とアビーロード時の声紋を比べて、その違いを説明している雑誌もありました。

欧米人は死亡したスターが実は生きているといううわさも好きなようです。
エルビス・プレスリー生存説やジョン・レノン生存説もありました。
たいていは合成した写真を使って、今は精神病院にいるとか、半身不随になっているとか悪質なものです。
そういえば日本でもキックの鬼、真空飛び膝げりの沢村忠も引退後、歴戦の後遺症で車椅子の生活だなどといい加減なうわさがまことしやかに伝えられました。
志村ケン死亡説というのもありましたが、本人が出てきて「ダイジョーブダ~」と言ったとか言わなかったとか。
有名になると色々言われますね。

2007年4月11日水曜日

男は歳を取るとなさけないです。

団塊の世代の地域デビューというのが話題になっています。
定年を控えて、職場でしか社会との繋がりのないお父さんたちが、会社をやめた後、地域のコミュニティーに積極的に参加して第二の人生を楽しもうというようなものらしいです。

なんとか地域の人達に溶け込もうとして一生懸命気をつかっている姿をみると、本当に団塊の世代というのは何事についても真面目だなあと思ってしまいます。
私は団塊の世代よりは下ですが、なにも今まで会社で人間関係や仕事でさんざん気をつかってきたのですから、定年後くらいゆっくりしたらいいのにと考えてしまいます。
どうも団塊の世代というのは、こうすべきだとかこうあらねばとか真面目に考えすぎる傾向があるように思います。

もっとも本人は家でのんびりしたいと思っても奥さんが嫌がるので、しょうがないから外に活動の場をもうけざるを得ないのかもしれません。
家でゴロゴロしているから嫌われるので、掃除や料理などを覚えて奥さんを手伝ってやれば奥さんも時間ができて一緒に遊んでくれるかもしれません。
それにしても日本の女性は平均寿命が示す通り世界一強いのではないでしょうか。

スポーツでも女子はマラソンでもスケートでもゴルフでも世界に通用しますが、男子はほとんどダメ。
会社で出世できないとか、国会議員が少ないとかいいますが、要するに気を使って寿命を擦り減らすようなことは男にやらせて、実権は女性が握っているのかもしれません。
団塊の世代の地域デビューの姿をみていると、会社をやめてもまだ誰かと一緒でなければ生きていけないのかなと思いますが、根底には奥さんに見捨てられて、自分ひとりで生きていかなければならなくなる恐怖があるのかもしれません。
男は歳を取るとなさけないですね。

2007年4月10日火曜日

10万円の香水って誰がつけるのでしょう。

このところ高価な香水を二つ続けて入手しました。
ひとつめはジャンパトウの1000(ミル)のパフュームで15ml壜で定価57000円位するものです。
缶ビールの小さい方でも350mlですから、15mlというと本当にわずかな量です。
これでも高いなと思っていたらさらに上のものが入ってきました。
同じくジャンパトウのJOYのパフュームでバカラのクリスタルボトル入りのものです。
これですとまともに買えば15mlで100000円位します。
こんな香水一体どんな女性がつけるのだろうと思います。

昔、田舎の畑などに行くと肥溜めがあり、そのにおいを「田舎の香水」などといいました。
遠足などにいくとたまにはまって悲惨なめにあうやつもいました。
昔は家庭の便所も汲み取り式で、馬に桶を載せた馬車が汲み取りに来ていました。
ひしゃくですくうのですが、ひしゃく一杯いくらで請け負っていたようです。
なにしろ馬ですので、ときどき車などに驚き、暴れて桶をひっくり返すことがありました。

そうなったらその付近は本当に大変な状況になったものです。
そのうち汲み取りもバキュームカーが行うようになりました。
真空(バキューム)の力で吸い取るようにした訳ですね。
でも「香水」と「いなかの香水」、パフュームとバキューム。
この不思議な語呂合わせに気づいたのは私だけでしょうか。

2007年4月9日月曜日

競馬のコマーシャルは趣味でやってるの

テレビの競馬中継では中央競馬会のコマーシャルを盛んにやっていますが、これって何のためにやっているんでしょう。
他の番組ならともかく、もともと競馬中継を見ている人は競馬フアンがほとんどでしょうから、いまさらコマーシャルをする必要があるのでしょうか。
釣った魚に餌をやっているみたいで、何か趣味でやっているように見えます。

競馬といえば少し前、百何十連敗とかの馬が話題になっていました。
負けても負けても一生懸命走る姿が心を打つとマスコミなども煽り立てました。
でも馬は特に故障がなくて、オーナーや調教師が出走を決めればレースで走るのはあたりまえです。
競馬は勝負事ですから、出走させるオーナーも調教師もそして馬も勝つために一生懸命頑張るものです。

負けた馬が脚光を浴びるのでは懸命に頑張って勝った馬も関係者もやりきれないでしょう。
でもこんなことを言ったら、お前は物事を斜に見る、皮肉れているといわれます。
このことばかりでなく、マスコミは話題になりさえすれば良いとばかり、色々と煽り立てます。
我々はもっと冷静に客観的にものをみていかなければならないと思いますが、メディア側ももう少し公平な報道ができないのでしょうか。
テレビのコメンテーターとかいう人達はたいそう立派なことを言っているんですがねぇ。
まあメディアなんてものはしょせん何をいっても「馬耳東風」ということでしょうか。

2007年4月7日土曜日

私の方が間違っているのでしょうか

デパ地下で久しぶりに惣菜を買いました。
大体売値は100gいくらと表示していますが、あまり買いなれていないので、100gというのがどの位の量なのかがわからなくてちょっと戸惑います。
もうすこし売り方に工夫はできないのでしょうか。

売る方の都合なのでしょうが、買う方が買いやすい売り方をしていない例はけっこうあります。
昔セブンイレブンで初めておでんを買ったときに、「おでんください」というと、いきなり「器の大きさはどうしましょう?」と聞かれて戸惑ってしまいました。
初めてなので意味がわからなかったのです。

自分はおでんを買いにいったのであって、器を買いにいった訳ではありません。
何個買ったらどの器に入るなどということが客にわかる筈がありません。
器の大きさなど客の注文にあわせて店側が判断すべきことです。
もしくは最初に丁寧に説明すべきです。

クロネコヤマトでは箱を売っているのですが、サイズ表示が、60とか80、100とかになっています。
配送料金別に大きさを表示しているわけですが、買う方は自分の出す荷物が入るサイズが欲しいのであって配送料金によって選んでいる訳ではありません。
たて、よこ、高さを知りたいわけです。

サイズ表示にたて,横,高さの表示を入れたほうが親切だと、ヤマトの人にいったら、うるさい客だというような顔をしていました。(確かに自分でもそう思いますが)
その後、改善されなかったのはいうまでもありません。
セブンイレブンもヤマト運輸も日本有数の優良企業ですし、販売戦略なども進んでいる会社なので、もしかしたら私の方が間違っているのかもしれませんが。

2007年4月6日金曜日

あ・・俺か

宮崎県の東国原知事がインフルエンザにかかったとか報道されていました。
インフルエンザぐらいで報道されたので、とうとう宮崎名産の鳥インフルエンザにでもかかったのかと思ったら普通のものだったみたいです。

しかしメディアももっと報道すべき話題があるんじゃないでしょうか。
例の崖っぷち犬のときもライブで長々と放映していましたが、寺島実郎氏がテレビで「犬も確かにかわいいけど、イランやイラクなどもっと大事な話題がたくさんあるのではないか」と正論を言ったら、テレビ局に抗議が殺到して、中には「お前こそ崖から落ちて死ね」というものもあったとか。
その崖っぷち犬の里親を募集したら、何倍もの倍率になったといいます。
でもその時に一緒に捕獲された姉妹犬には応募なし。

結局、姉妹犬にも後から引き取り手がみつかったみたいですが、崖っぷち犬の里親になりたかった人は、犬がほしかったのか崖っぷち犬というブランドがほしかったのか。
それにしてもメディアの報道基準というのは一体なんなのでしょう。
視聴者が望むから最優先で報道するというなら報道機関としては真におそまつ。
他に大事なニュースがないと考えたならもっとおそまつ。

視聴者が望むことなら何でもやるという姿勢が、「あるある・・」のような捏造を生む土壌になっているような気がします。
他人のことなら一斉に叩くが、自分たちには甘い。
だから政府が介入しようとすると「報道の自由を侵害する」と騒ぐけど、国民は必ずしもメディアの見方ではないことにも気がついていないようです。
他人に厳しく、自分に甘い。・・・ん?誰かに似てないか?
あ・・俺か。

2007年4月5日木曜日

ルイ・ヴィトンは手作りですから

手作りの作品は同じ素材、同じ仕様で作っても、どうしても作り手の個性が出てくるものです。
国民性によっても微妙に違いが出てくるようです。
ルイ・ヴィトンは財布やポーチなどの一部を、フランスではなくスペインで作っていますが、やはり同じものでも少し違ってしまう場合があります。

中古市場では同機種でもフランス製の方が少し高いのが普通です。
アクセサリーポーチなどを比べてみるとフランス製の方が、明らかにヴォリュームがあったりします。
素材の生地も同時期のものでも、多少色が違ったりすることがあるので、新品で買う場合は一応フランス製かスペイン製かを聞いてみたほうが良いかもしれません。

因みにロットナンバーの最初のアルファベット2文字がCAになっているのがスペイン製です。
ルイ・ヴィトンも同じ商品で結構仕様がかわりますが、私がよくわからないのがmade in france などのaの文字です。筆記体のエイ(@の中のエイ)を使っているものもあり、どのように使い分けているのかがわかりません。franceのfも大文字の物も小文字の物もあるのでそれによってaも使い分けているのかとも思いましたが、どうもそうでもないようです。

前にバングルについていたビスに一個だけヴィトンのマークが付いていないものがありましたが、単に間違いなのか、わざと目印のためにそうしているのかも不明でした。
まだまだわからないことも多いのですが、メーカーの方も結構適当なのかもしれません。
SHANELのロゴのAの頭の先端部分は平べったくなっているのが一般的ですが、なかには本物でも先端が尖っているものもありますし、シャネルマークのCの字の交わり方も反対のものもあるようです。
精密機械ではないので、少し違っているほうが手作りの味があるのかもしれません。

2007年4月4日水曜日

次はいよいよ俺の番か

物の呼び方は同じものでも時代によって変わるものですね。
最近はスパッツではなくてレギンスだそうです。
ズボンはスラックスやパンツなど色々な呼び名があります。英語ではtrousersともいうようです。
カットソーという言葉も昔はなかったのですが、今はいろんなものに使える便利なことばです。でも何がカットソーで何がTシャツでブラウスなのかよくわからなくなるときもあります。
発音が変わったものもあります。
昔はローレックスと言っていたのに今は大体ロレックス、カルチェはカルティエと表記するようになりましたし、コーヒーのネスレはネッスルでした。
カップルのことをアベックなどというと古いと笑われます。
ハンガーのことをエモンカケという人もまだいます。

タクシーをハイヤーという人はもうあまりいないかもしれません。
人間は一度覚えた名前はなかなか変えられないものかもしれません。
この前、派手な柄の服を見ていたおばさんが「サイケだね~」などといっていましたが、サイケと言う言葉も一世を風靡した言葉ですが、久しぶりに聞きました。
「ナウイジャン」などとまだいう人もいますが、全然新しくないように感じます。

最近は時代の流れが速すぎてうっかりするとすぐに置いていかれます。
ポケットベルもなくなり、テレックスなど過去の遺物。
次はいよいよ俺の番か。

2007年4月3日火曜日

私も口だけは達者なのですが

先日テレビで「山口智子の手わざの細道」という番組で、日本の職人の技を特集していました。
ガラスペン、江戸小紋、指物、染物など様々な職人とその作品を紹介していました。
いずれも見事なものばかりで、改めてコンピューターではできない人間の技のすごさに感心しました。
どの職人さんも自分の技術と作品には絶対の自信を持っているのは当然ですが、意外だったのはどの職人さんも話が上手だったことです。

一般的な職人さんのイメージというと、無口で頑固者といったもですが、みなさん饒舌で、なにか哲学者の話を聞いているようでした。
技を磨くのと共に人間も磨かれたのかもしれません。
「巨人の星」の星一徹も最初の頃は貧乏なくせにいつもお膳をひっくり返していたのに、飛雄馬を金持ち校にいれるために一生懸命働きだしてからすっかり人間性が磨かれ、最後のころはとんでもない人格者に成長しました。(あんまり関係ありませんが)

日本の伝統工芸も西欧化の波に押され、現状はなかなかきびしい状況です。
ヤンキースの松井がメジャーリーグに行ったときに「自分の持っているもので、捨てなければならないものと、捨ててはいけないものを見極めてやっていかなければならない。」というようなことを言っていました。

日本の伝統工芸も松井のように伝統の技を保ちつつ、新しい挑戦もしていかなければならないのかもしれません。
当店でもそのような商品を紹介し続けていこうと思います。

2007年4月2日月曜日

ダイヤモンドを割るには・・・

もう4月です。一年の四分の一が終わったことになりますね。
4月の誕生石はダイヤモンドです。
多くの宝石の中でやはりダイヤモンドは特別で、4月生まれの人はなんとなく得をしたような気がするかもしれません。
宝石の中で鑑定書がでるのはダイヤモンドだけです。

鑑定書と鑑別書を混同されている方もいますが、鑑別書はただこの石がなんであるかを証明するものでグレードなどは書かれていません。
鑑定書にはいわゆるダイヤモンドの4C、カラット(重量)、カット(形と磨きの正確さの等級)、クラリティー(透明度の等級)、カラー(色の等級)が記されています。

この4Cでダイヤモンドのグレードが決まるのですが、気をつけなければならないのは、販売店の系列の鑑定所の鑑定書はやはり自店の物に少し評価が甘くなる傾向にあるということです。ダイヤモンドは地球上でもっとも硬い鉱物ですので、加工するときもダイヤ以外ではできません。割るときは、鉱物が一定の方向性を示してわれる劈開(へきかい)を利用するようですが、ゴルゴ13ではこの劈開の性質を考えて、遠くから狙撃して大きなダイヤを割るというストーリーがありました。

頭の硬い人を石頭と呼びますが、石頭どころかダイヤモンド頭ではないかと思う人もいます。
人のいう事にはいっさい耳を貸さず、何でも反対するのですが、こういう人に限って、学者やマスコミなどの権威に弱く、コロッと意見が変わって、あれほど否定していたにもかかわらず、次にあった時には「俺は最初からそう思っていた」などと平気な顔をして言います。
こういう人間には権威や権力が劈開なのかもしれません。
ゴルゴ13にでも頼んで頭をかち割って貰いましょうか。

2007年3月31日土曜日

負け犬の遠吠えです

東京ミッドタウンがオープンして、初日に10時間で15万人が来場したそうです。
中のホテルには一泊200万円もする部屋があるそうです。
年収200万円もないワーキングプアといわれる人達が増える中、なんとも格差社会の象徴のような話です。
お金持ちが増えることはもちろんいいことですが、それが弱者の犠牲の上に成り立っているとしたら問題です。

安倍総理は「格差は悪いことではない。固定化することが問題なのだ。」といっていますが、総理が本当に格差を正しく認識しているかは疑問です。
安倍総理は代々政治家の家系に生まれ、ご自身も折に触れてそのことを持ち出します。総理だけでなく、与党も野党も2世議員,3世議員だらけで、これでは封建時代の世襲制とあまりかわりません。
どこかの国の世襲を笑えません。

政治家を家業でやられては困ります。家業とはご承知の通りその家の発展を主に考えるものです。国の政治を安倍家、岸家のためにされては困るのです。(そんなことはないでしょうが)
もちろん2世議員、3世議員の総てが悪い訳ではありません。代々続く血筋も大事でしょう。ただ「過ぎたるはなお及ばざるが如し」で現在は比率が高すぎるのではないでしょうか。これでは健全な新陳代謝が起こりません。

参議院不要論がさけばれる中、例えば何代目かは衆議院ではなく参議院にまわってもらうとか、イギリスのように同じ選挙区から立候補できないようにするとか考えても良いのではないでしょうか。
安倍総理は格差の固定化がいけないといっていますが、現状の選挙制度こそ格差の固定化以外の何ものでもないと思います。

伝統工芸のような残さなければいけない家業はどんどんなくなって、なくしてほしい政治家家業が残る。
世襲議員の代表選手のような安倍総理に格差問題を理解しろと言うほうが無理なのでしょうか。

2007年3月30日金曜日

ルイ・ヴィトン金返せ

今朝のテレビで最近ニューヨークでは日本から最新のファッションが入ってくることが多いと言っていました。
現地の新聞ではニューヨークのファッションは日本より遅れていると報道しているそうです。
ニューヨークに在住している女性キャスターは私もそう思うと言っていました。

前は最新のファッションは欧米から入ってくるのがあたりまえでしたから、時代も変わったものです。
韓国や中国でも日本の音楽、ファッションなどの文化は人気のようです。
先日の新聞で韓国の各種調査では「最も見習うべき国」は日本がいつもトップになると伝えていたのは意外でした。

韓国人は日本人が嫌いという人が多いと聞きますが、嫌いな国を見習ったら自分たちもいやな国になるような気がするのですが。
日本の音楽やファッションなどの文化が多くの注目を浴びるのは、アニメや「おしん」などのテレビドラマが世界的に人気になっていることからも理解できます。

日本人はもしかしたら芸術的なDNAを持っていて、近い将来、日本が文化の発信基地などといわれるようになるかもしれません。
そのためにはそういった文化の基礎になっている、日本古来の伝統文化や伝統工芸にもっと注目して大事にしなければならないと思います。

ルイ・ヴィトンのモノグラム柄は日本の家紋からヒントを得たといわれていますが、ヴィトンはあれでどれだけ稼いだのでしょう。気の遠くなるような金額だと思います。
知的所有権を主張して少しよこせと言ってもだめでしょうか。
川内康範にでも「けしからん」と抗議してもらったらどうでしょう。

2007年3月29日木曜日

いずれにしてもジョン・レノンは天才

あれほど騒いでいた森新一「おふくろさん」問題、最近はさっぱり報道されませんね。マスコミも煽るだけ煽ってもうあきたというところでしょうか。
私にはどうでも良い問題ですが、でもあの作詞家も少し変ですね。

歌は作詞・作曲も大事ですが、やはり歌手の力量によっても存在感は違ってくるのに、そこら辺は全く無視。曲を作ってやっているという感覚なのでしょう。
歌を作り変えるということに関しては昔はもっとおおらか(いいかげん)で、お笑いタレントなども結構替え歌をネタにしていました。

ポール・アンカの「ダイアナ」は「君は僕より年上で、だから僕は歳が下♪」とか、エルビス・プレスリーの「ハートブレイクホテル」は「恋に破れた若者達が、おサルの籠屋だほいさっさ♪」、同じくプレスリーの「ハウンド・ドッグ」の「ユー エイント ナッシング バタ ハウンドドッグ♪」のところを「オマエ ハイタカ ハンズボン♪」、ニール・セダカの「恋の片道キップ」の「チューチュートレイン チャガ ダウンザトラック(中略)・・・ウウウウ~♪」は「チューチューチュー チュチュチュチュチュ、アンマリキスシテスリキレタ ウウウウ~♪」など思い出されます。(古くてすみません)

日本の歌では五木ひろしの「長崎から船に乗って」の「長崎から船に酔って神戸で吐いた~♪」が割と気にいっています。
金沢明子の「イエローサブマリン音戸」などビートルズが聞いたら心臓麻痺を起こすのではないかと思います。
でもジョン・レノンは日本の民謡にも興味があったらしく、「アイ アム ザ ウォーラス」のエンディングのフェイドアウトする部分に「大漁唄いこみ」のエンヤドット、エンヤドットをフューチャリングしているということです。

因みにこの「アイ アム ザ ウォーラス」はAからGまでの全メジャーコードを使った世にも珍しい曲だとラジオで紹介されていましたが、この曲の発売された前の年の1966年にジョンはたった一つのコードしか使わない「トゥモロー ネヴァ ノウズ」を発表しているので、もしかすると「トゥモロー・・・」で味をしめたジョンが次に全コードを使った曲をものにしとうと考えて作った曲かもしれません。
いずれにしてもジョン・レノンは天才ということでしょうね。

2007年3月28日水曜日

サラリーマンは気楽な家業ときたもんだ

植木等さんが亡くなりました。
植木さんといえば日本の高度成長期の真っ只中に活躍した名コメディアンでした。
あの無責任で気楽なサラリーマンの姿はある意味、時代を象徴していました。
植木さんの演じたサラリーマンの姿は大袈裟のようですが、大企業のサラリーマンの中にはあれに近いような人物も見受けられました。

私がサラリーマン時代の課長は、仕事のスケジュールをたてるとき、まず食事をどこでどの業者にごちそうしてもらうかから考える人でした。
業界の展示会などがあるときなどは絶対に昼食時をめがけていって、食事券をもらって大しておいしくもない食事をよろこんで食べていました。

メーカーの人間もあきれていて、わざと食事券を渡さないときもありましたが、そういうときは何の恥じらいもなくどうどうと要求していました。
若い部下など恥ずかしがって一緒に行くのをいやがり、とうとう私はあなたと一緒に行くのは嫌だとまで言い出す始末でした。
出張に出るときの予定を立てるのをみていたら、ここではラーメン、あそこでは寿司などと勝手に決め込んでスケジュールを組んでいました。

出張から帰ってきたらまず得意先に電話して、仕事の話はほとんどせず、あそこの何々はうまかったなどということばかり言っていました。
大手の商社だったので得意先もいうことを聞くしかなかったのです。
あるとき例のごとく昼飯を食べに旭川への出張を決めた後、部下の一人が小樽で得意先と仕事で待ち合わせをしていることを聞きつけました。

小樽は寿司で有名です。
課長はすぐに予定を変更して私も一緒に小樽に行くと言い出しました。
「小樽でみんなで寿司でも食いましょう」
部下が課長は旭川に行かなくてもいいんですかと訊くと、「いや小樽に寄ってから旭川に行く」と言います。

小樽と旭川ではまるっきり方角が違います。
部下は課長から言い出したことですし、たまには会社の経費で得意先を接待するのかなと思い、「課長は小樽のうまい寿司屋を知っているんですか?」と訊くと、「いや私は知りませんが、(得意先の)何々さんが知っているでしょう。」

元々金は得意先が出すものだと決め付けているのです。
小樽で寿司をごちそうになり、仕事にも付き合わず、大回りをして旭川に向かったそうです。
その後会社もきびしくなり、この課長がリストラされたのは言うまでもありませんが、私のいた支店にはこの他にも会社を食い物にしている人間がいました。
もしかしたら私もその一人かもしれません。

2007年3月27日火曜日

お願い。捨てないで

先日テレビで「たかじんのそこまで言って委員会」を見ていたら、環境問題の常識のウソが話題になっていました。
例えば、地球温暖化の影響で北極海の氷が溶けて、海面が上がり多くの国が水没する危機にあるというけど、氷は溶けると体積が減るのは常識で海面が上がるなんてことはありえないということです。

では大陸のある南極は大陸上の氷が溶けて海に流れ出すのではという心配はないかというと、これも冷蔵庫の霜と一緒で周りの温度が上がると逆に氷は増えるのだという。
理論的には全くその通りだと思います。環境問題は大事なことだけに、事実を正確に伝えてもらわないとかえって逆効果になると思います。

ろくな検証もしないで、ただ危機感を煽るマスコミにも大きな問題があると思います。
これでは「あるある」と大して変わらないのではないでしょうか。
番組ではリサイクルで回収するペットボトルも再利用されるのはホンの一部で、残りは焼却されるとも言っていました。

ペットボトルに限らず、お金をかけて回収されたものも、実はあまり再利用されていないのだという話はよく聞きます。
これでは、環境問題が一部の人達の金儲けのために利用されているといわれても仕方がないでしょう。
環境問題を考えるなら、まず物をだいじに使うことでしょう。
昔の洋服などはサイズのお直しが容易なように、縫い代をたっぷりとって作られていましたし、酒瓶なども回収して何度も使っていました。欧米では靴は修理しながら長年同じものを履く人が多いようです。

桐箪笥は買う時は高価なのですが、洗いに出すと何度でも新品同様に生まれ変わり、代々使えてかえって安上がりかもしれません。
昔は着物も染め直して使っていたようです。(今もかな?)
生活様式も変わり、総て昔と同じという訳にはいかないでしょうが、良いものを長く使うということをもう少し考えても良いのではないでしょうか。

団塊世代の奥さん達も年金が半分もらえるからといって、簡単にご主人を捨てないでください。まだまだ再生可能かもしれません。
ただし良いものに限りますが。

2007年3月26日月曜日

調子が戻っても知れてますが

今日は月曜日、朝から頭がボーっとしてどうも調子が出ません。
まあ頭がボーっとしているのはいつものことですが。
カーペンターズの歌にも「雨の日と月曜日は」というのがありますね。パパスアンドママスにも「マンディ マンディ」というのがありました。
どうも月曜日は日曜日に遊び疲れたり、ゴロゴロしていたりしてなかなかエンジンがかからなくて憂鬱なことが多いみたいです。

私の場合は月曜日は調子が出ず、火曜日からボチボチ、水曜日にようやく調子が戻るものの、木曜日後半から早くも疲れが見え始め、金曜日はひたすら土日を待ち望むだけみたいな生活です。
一年中毎日コンスタントに仕事を続けていくのはなかなか難しいものです。
レストランでも毎日安定した味を保持していくのは大変なようです。

季節によって野菜の品質や味は違うし、肉だって個々に味の差があります。
それを一定の自店の味に整えるのが腕と経験なのかもしれません。
たまたま失敗した時に食べたお客さんはもう2度と来てくれないかもしれません。
何でも長いこと続けるのは大変です。

当店で取り扱っている商品なども、長年に亘り職人さんが苦労して身につけた日本の伝統の技です。
レストランでも伝統工芸でも、やはり長い間続けていけるのは、本物の技を持っている人だけなのでしょう。
それにしても、私の調子は明日には戻るのでしょうか。

2007年3月24日土曜日

松坂は「黒い秘密兵器」か

メジャーリーグで松坂が話題になっています。
特に彼が投げるというジャイロボールに注目が集まっているようです。
私はなぜかジャイロボールの話を聞くと、一峰大二の漫画「黒い秘密兵器」の黒い秘球を思い出します。

黒い秘球はボールがあまりにもすばやく変化するので、ボール自身の影がかかってボールが黒く見えるらしいです。同じようにゼロの秘球も上のボールの影で下のボールが黒く見えるすごい魔球でした。(詳しい説明は省きます)
この他にもボールの革を剥いてボールが蝶のようにみえる「妖球バタフライボール」というめちゃくちゃなのもありました。

原作者の福本和也はちばてつやの「ちかいの魔球」の原作者でもあるようですが、「ちかいの魔球」の方がまだ少し表現が控えめなようです。
「ちかいの魔球」は「巨人の星」のモチーフにもなったスポ根漫画の草分け的名作でした。
ちばてつやの作品はいろんな漫画に影響を与えているようで、「紫電改のタカ」の二機のタイガーモスキットがあたかも一機であるがごとくみせかける戦略は、後にかわぐちかいじの名作「沈黙の艦隊」のなかでアレキサンダーとキングの2隻の潜水艦が一隻とみせかけて、主人公の潜水艦と戦うストーリーに取り入れられています。

それにしてもジャイロボールが話題になるところをみると、アメリカ人は日本人と同じに魔球好きなのでしょう。
ヤンキースの井川もひとつ「納豆ボール」でも開発してはいかがでしょう。

2007年3月23日金曜日

マージャンでは負けるな!

中国で開かれていた北朝鮮の核廃棄問題の6者協議が決裂しました。
理由がマカオのバンコ・デルタ・アジアの資金29億円が中国銀行への入金を拒否されたからというのだから、これはかなりきついジョークといってもいいでしょう。

確かに29億円という金額は個人なら大きな額ですが、ポール・マッカートニーの離婚による財産分与で66億円、ロシアの石油成金アブラなんとかびっちではなんと1兆何千億の離婚費用というのと比べても、国家間の問題としては何ともせこい。

アメリカのヒル代表の好きなレッドソックスでも松坂との交渉権獲得だけで60億円払っているのだから、いっそレッドソックスからでも金を借りて北朝鮮に29億円立替払いをしたら良かったのに。
それにしても各国からそれなりの地位の人達が集まって、核放棄という重要問題を話し合うにしてはあまりにもお粗末で、この人達にまかせておいて本当に大丈夫なのでしょうか?

いっそのこと交渉は松坂の代理人ジュリアス・ボロス氏にでもまかせた方が良いのではないでしょうか。
各国代表の方々はせっかく中国に行ったのですから、マージャンでもして帰ってくれば良いでしょう。
佐々江代表、日本の名誉のためにマージャンでは負けるな!ガンバレ!