2007年4月5日木曜日

ルイ・ヴィトンは手作りですから

手作りの作品は同じ素材、同じ仕様で作っても、どうしても作り手の個性が出てくるものです。
国民性によっても微妙に違いが出てくるようです。
ルイ・ヴィトンは財布やポーチなどの一部を、フランスではなくスペインで作っていますが、やはり同じものでも少し違ってしまう場合があります。

中古市場では同機種でもフランス製の方が少し高いのが普通です。
アクセサリーポーチなどを比べてみるとフランス製の方が、明らかにヴォリュームがあったりします。
素材の生地も同時期のものでも、多少色が違ったりすることがあるので、新品で買う場合は一応フランス製かスペイン製かを聞いてみたほうが良いかもしれません。

因みにロットナンバーの最初のアルファベット2文字がCAになっているのがスペイン製です。
ルイ・ヴィトンも同じ商品で結構仕様がかわりますが、私がよくわからないのがmade in france などのaの文字です。筆記体のエイ(@の中のエイ)を使っているものもあり、どのように使い分けているのかがわかりません。franceのfも大文字の物も小文字の物もあるのでそれによってaも使い分けているのかとも思いましたが、どうもそうでもないようです。

前にバングルについていたビスに一個だけヴィトンのマークが付いていないものがありましたが、単に間違いなのか、わざと目印のためにそうしているのかも不明でした。
まだまだわからないことも多いのですが、メーカーの方も結構適当なのかもしれません。
SHANELのロゴのAの頭の先端部分は平べったくなっているのが一般的ですが、なかには本物でも先端が尖っているものもありますし、シャネルマークのCの字の交わり方も反対のものもあるようです。
精密機械ではないので、少し違っているほうが手作りの味があるのかもしれません。