宮崎県の東国原知事がインフルエンザにかかったとか報道されていました。
インフルエンザぐらいで報道されたので、とうとう宮崎名産の鳥インフルエンザにでもかかったのかと思ったら普通のものだったみたいです。
しかしメディアももっと報道すべき話題があるんじゃないでしょうか。
例の崖っぷち犬のときもライブで長々と放映していましたが、寺島実郎氏がテレビで「犬も確かにかわいいけど、イランやイラクなどもっと大事な話題がたくさんあるのではないか」と正論を言ったら、テレビ局に抗議が殺到して、中には「お前こそ崖から落ちて死ね」というものもあったとか。
その崖っぷち犬の里親を募集したら、何倍もの倍率になったといいます。
でもその時に一緒に捕獲された姉妹犬には応募なし。
結局、姉妹犬にも後から引き取り手がみつかったみたいですが、崖っぷち犬の里親になりたかった人は、犬がほしかったのか崖っぷち犬というブランドがほしかったのか。
それにしてもメディアの報道基準というのは一体なんなのでしょう。
視聴者が望むから最優先で報道するというなら報道機関としては真におそまつ。
他に大事なニュースがないと考えたならもっとおそまつ。
視聴者が望むことなら何でもやるという姿勢が、「あるある・・」のような捏造を生む土壌になっているような気がします。
他人のことなら一斉に叩くが、自分たちには甘い。
だから政府が介入しようとすると「報道の自由を侵害する」と騒ぐけど、国民は必ずしもメディアの見方ではないことにも気がついていないようです。
他人に厳しく、自分に甘い。・・・ん?誰かに似てないか?
あ・・俺か。