特許庁の売店でニセブランド品が売られていたそうです。
この業者はよそでもコピー商品を売って問題になっていたそうですから、特許庁の審査はどうなっていたのでしょう。
特許庁ではブランド品の真贋の判定は難しいので、もう売るのはやめたと言っていますが、
商標権を管理する役所としてはちょっと情けない気がします。
テレビのニュースを見ると、グッチやコーチの商品が多いようでしたが、グッチやコーチはコピーブランドの主力商品みたいになっています。
コピー商品もむかしは粗雑なものが多かったのですが、最近のものはなかなか見分けがつかないぐらい精巧になってきています。
中国製が多いようですが、さすが中国4千年の歴史でしょうか。
グッチやプラダなどは前はイタリアのマフィアがらみの横流し品みたいなものが多かったようですが、中国製のほうが品質は良いように思います。
知的所有権の問題でアメリカはWTOに中国を提訴しましたが、中国は逆に怒っています。
そもそも知的所有権とか契約とかの概念は中国人には乏しいのでしょう。
でも北朝鮮にしても中国にしてもアメリカに対して臆することなく、堂々と自分の意見を主張するのはある意味すごいですね。
日本人ならすぐいうことをきいてしまいそうです。
でもそうやって相手の要望にあわせる努力をすることが、日本が発展の源かもしれません。