2007年4月11日水曜日

男は歳を取るとなさけないです。

団塊の世代の地域デビューというのが話題になっています。
定年を控えて、職場でしか社会との繋がりのないお父さんたちが、会社をやめた後、地域のコミュニティーに積極的に参加して第二の人生を楽しもうというようなものらしいです。

なんとか地域の人達に溶け込もうとして一生懸命気をつかっている姿をみると、本当に団塊の世代というのは何事についても真面目だなあと思ってしまいます。
私は団塊の世代よりは下ですが、なにも今まで会社で人間関係や仕事でさんざん気をつかってきたのですから、定年後くらいゆっくりしたらいいのにと考えてしまいます。
どうも団塊の世代というのは、こうすべきだとかこうあらねばとか真面目に考えすぎる傾向があるように思います。

もっとも本人は家でのんびりしたいと思っても奥さんが嫌がるので、しょうがないから外に活動の場をもうけざるを得ないのかもしれません。
家でゴロゴロしているから嫌われるので、掃除や料理などを覚えて奥さんを手伝ってやれば奥さんも時間ができて一緒に遊んでくれるかもしれません。
それにしても日本の女性は平均寿命が示す通り世界一強いのではないでしょうか。

スポーツでも女子はマラソンでもスケートでもゴルフでも世界に通用しますが、男子はほとんどダメ。
会社で出世できないとか、国会議員が少ないとかいいますが、要するに気を使って寿命を擦り減らすようなことは男にやらせて、実権は女性が握っているのかもしれません。
団塊の世代の地域デビューの姿をみていると、会社をやめてもまだ誰かと一緒でなければ生きていけないのかなと思いますが、根底には奥さんに見捨てられて、自分ひとりで生きていかなければならなくなる恐怖があるのかもしれません。
男は歳を取るとなさけないですね。