2007年3月6日火曜日

大阪人はアメリカ人?

当店で取り扱っている商品は京都の職人さんの物が多いのですが、ご存知のように大阪とは隣り合わせです。
同じ関西で隣り合わせの割りに、住民の気質はかなり違うようです。
私は若い頃大阪に住んでいたことがあるのですが、大阪人の気質は日本人としてはかなり異質ではないかと思います。
私は前から大阪人というのはアメリカ人に似ているのではないかと思っています。
理由はいくつかありますが、
①大阪人もアメリカ人も自分の言葉や習慣に自信を持っていてどこに行っても変えようとしない。
大阪の人はどこの土地に住んでも一生大阪弁で押し通します。アメリカ人もどこでも英語で通して、通じなければ相手が悪いという感じです。自分たちの規格や習慣がグローバルスタンダードだと考えているようです。

②大阪人もアメリカ人も物怖じしない。
誰かがシャイな大阪人など存在しないと言っていましたが、確かに大阪の人は変な遠慮などしないで自分の望むままに行動することが多い。アメリカ人もどこへ行っても自由奔放に振舞います。
  
③両者共ユーモアを何よりも大事にする。
大阪人は芸人だけでなく、一般の人もいつも何かおもろいことを言って笑わしたろと考えているみたいです。アメリカでも気の利いたユーモアやジョークがコミュニケーションの上で最も大切と考えられているようです。

④両者共服装が派手である。
大阪のおばちゃんは虎や豹の柄の服が好きですし、おっちゃんもネクタイや背広の裏にタイガースカラーの派手な柄のものを使ったりします。アメリカ人も大柄の身体に星条旗柄など派手な服装がよく似合います。

⑤大阪人もアメリカ人もおせっかいである。
両者共善意からでしょうが頼まれもしないのに人の世話を焼こうとしがちです。ありがたいこともありますが、時には余計なお世話ということも。

いろいろ書きましたが、考えてみれば自分の意見を堂々と主張するなど、国際的にみれば韓国でも中国でもヨーロッパでも皆同じように思います。むしろ正当な主張さえできない日本人だけ異質なような気がします。
そう思うと国際的な感覚を持った愛すべき大阪人の活躍が今後益々期待されます。