日本食が世界的なブームだそうです。
ニューヨークで日本食のレストランを経営しているオーナーの話でも、昔は客層は日本人8割、その他2割だったのが、今は全く逆転しているとの話です。
確かに日本食はヘルシーですし、見た目もきれいでバラエティーにも富んでいます。
特に魚料理に関して日本食の技法は世界最高水準といってもいいでしょう。
焼く、煮る、茹でる、たたきにする、てんぷらにする、酢でしめる、ルイベ(凍らせる),
さしみや寿司にするなど様々な調理法を駆使します。
その中でも昔から魚を生でおいしく食べることに関しては日本食の独壇場かもしれません。
イタリア料理のカルパッチョは魚介類を生で食しますが、誕生は意外と最近で1950年の事だといわれています。最初は牛肉を生で出したことから始まったようです。
因みにカルパッチョとはルネッサンスの画家の名前らしいですね。
4千年の歴史を持つ中国でも、魚を生で食べる習慣がなかったのが、最近は寿司やさしみを食べるのがブームのようで、おかげで日本でも魚の値段が上がっているのはご承知の通りです。
中国人も健康に気を使って、ヘルシーな日本食を食べる傾向があるといいますが、昔から中国では医食同源といって中華料理のほうが身体に良いと思っていましたがそうでもないのでしょうか。
スイーツの方も和菓子が見直されていて、デパ地下でも力を入れ始めているとのことですし、リサイクル着物もよく売れているようです。
日本の伝統の文化が注目をあびるのは大変良いことです。
当店でも日本の良い物をどんどん紹介していければと思っています。