一般的に女性は自分の洋服のサイズを小さめに考えている人が多いと思います。サイズの表記が統一されていないせいもありますが、やはりスリムでいたいという願望が強いように感じます。
ひとサイズならともかく、ふたサイズも小さく考えているとちょっと悲惨です。
どうみても13号がちょうど合いそうなのに9号のものを着てみようと試みる。
一度「このジャケット私に着れそうかしら?」と訊かれたので、「ちょっと小さいんじゃないですか」と答えたら、ものすごい形相で睨まれて「あんたに私のサイズがわかるの!」と言われてしまいました。試着してみると案の定腕一本入ったところでジ・エンド。
でもこれ以来私は絶対に着れる着れないは言わないように肝に銘じました。破れてしまう恐怖にかられながら「どうぞ試着してみてください」と言う様にしました。
女性の中には小さな服でも無理やり着ている人もいます。ある女性は夏などボタンが今にもはじけ飛びそうなブラウスを着て、スカートやズボンのウエストは肉に深く食い込んでいました。いつ見ても同じような感じなので、彼女にはそれが普通のスタイルなのでしょう。
婦人服は9号や7号サイズですと美しく見えるデザインが多いように思います。同じデザインでも11号、13号だとやぼったく見えたりします。メーカーも大きなサイズでも美しく見えるデザインのものをもう少し増やしたら良いと思うのですが。
でも女性の美に対する欲求は限がありません。どうみても痩せてはいない方が試着してみて「この服太って見える」
年配のご婦人も「いやだ、年寄りくさい!」
そうです。みんなその洋服が悪いのです。