漫画家の水木しげるの生まれ故郷、鳥取県境港市で妖怪の人気投票がおこなわれ、一反木綿が見事一位になったそうです。地味な脇役の感じがするので、ちょっと意外です。
2位は目玉オヤジで、私の好きなネズミ男は6位になりました。これはもっと上位でも良いのではないかと思いました。
ネズミ男のちょっとズルくていい加減な性格は、ネズミ男が妖怪と人間の混血だからだといいます。
水木しげるにいわせると妖怪よりも人間の方が良くない場合が多いということなのでしょう。
私がネズミを好きなのは、あのいい加減な性格を自分の性格と照らし合わせて、なんとなくホッとするからでしょうか。自分よりだらしないやつがいるというような。
安倍首相の祖父の岸信介は昭和の妖怪といわれましたが、政界にはたくさんの妖怪もどきがいるようです。
私は前から竹中平蔵氏はゲゲゲの鬼太郎に似ているなと思っていました。(谷亮子にも似てるけど)
そうすると小泉元首相はネズミ男、田中真紀子は砂かけババァでしょうか。金丸元自民党副総裁は子泣きジジイに似ているといわれていましたし、宮沢元総理はスターウォーズのヨーダのモデルではないかともいわれました。
中川秀直幹事長は猪八戒、松岡農水相は怪獣カネゴンといったところでしょうか。
でも妖怪たちはどうして人間になりたがるのでしょう。
孫悟空も妖怪人間ベムも早く人間になりたいなどといっています。
鬼太郎の歌にもあるようにオバケは死なないし、病気も学校も試験も何にもないのに。
やはりオバケも人間も少しは悩みごとがあったほがよいのかもしれませんね。